円安になる理由2

前回、為替の動きに関して、基本である、

 

金利の動きについて解説しました。

 

それをベースに本題に入ります。

 

なぜこれから円安になるのか。

 

一つは、日本の経済構造上、円安の方が日本は儲かります。

 

日本の代表的な産業として、自動車産業があります。

 

どういった形で、成り立っているのでしょうか。

 

日本では、エネルギーはとれません。

 

ボディーの鉱石もとれません。

 

タイヤのゴムもとれません。

 

これらは基本的に全て輸入に頼っています。

 

輸入したものを加工して売るのです。

 

円安になれば、輸入する材料費が高くなります。

 

その分製品化して売るときにも高くなり、結果収益が増えます。

 

これが俗に言う貿易収支ですね。

 

年間の輸出額から年間の輸入額を差し引いたものですね。

 

一般的にはこれが黒字の方が良いとされています。

 

国を一つの企業として考えた場合、

 

仕入れをしたものを、加工し、利幅を乗せて売却する。

 

これと同じですよね。

 

そら黒字の方が良いに決まっています。

 

そういうことです。

 

円安の方が、基本的には黒字になりやすくなります。

 

ですので、日本としては、ある程度まで、円安に誘導したいという思惑があります。

 

経済的に正常化させるためにも円安になって欲しいのです。

 

それともう一つおおきな理由があります。

 

それは昨今良く話題にのぼる、日本の借金問題です。

 

今や1000兆円を超え、

 

年間のGDPの2倍を超えています。

 

1秒に100万円ずつ増えていっている計算になるようです。

 

というほどの莫大な借金があります。

 

その内容については諸説ありますが、

 

日本のこの借金は誰から借りているのか。

 

これは、日本国民から借りているわけです。

 

自転車操業ですね。

 

日本国民は、お金を貸してるのに、国民として借金が増えていく。

 

良くわからないですね。

 

ただ、そういうことになっています。

 

これ返せるの?

 

今のままでは無理でしょう。

 

超高齢化社会の日本においては、今後社会保障費が増大して行きますし、

 

なにかとお金が余計に必要になってきます。

 

そういう状況にあるわけです。

 

そこで、偉い人は考えました。

 

円安にしよう。

 

なぜでしょうか。

 

円安になれば、円の価値が低くなるわけです。

 

額面は変わりませんが、価値は下がります。

 

ということは、1000兆円とはいえ、その価値を圧縮できるのです。

 

なるほどですね。

 

そうすれば、外貨をたくさん稼ぐ日本としては、借金を減らしやすくなるわけです。

 

もはや国策で、円安方向に誘導していくといってもいいかもしれませんね。

 

こういった理由もあり、私は、これから長期で円安になっていくと予想します。

 

これもひとつのファンダメンタルズ分析です。

 

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