2018年 年明けからの円高について

なぜ円高に?

2018年も、もう一ヶ月が過ぎようとしています。

今年に入ってから、ドル円においては、ずっと円高に推移しています。

 

なぜこんなことになっているのか。

まずそのきっかけとなったのは、ユーロ高です。

これがこの円高のおおもとの原因になっています。

 

これについて、詳しく解説していきたいと思います。

 

現在の為替相場に至るまでの経緯

そもそも、今の為替水準になっている経緯はどうなっているのか。

これは、サブプライムローン問題、リーマンショックから来ています。

これらの問題が起こった時はどんな動きになったか。

 

経済活動が一気にどん底に。

リーマン・ブラザーズが破綻する。

他の会社もやばいんじゃないか

株が思いっきり売られる

アメリカ自体がやばいんじゃないか

米ドルが売られる

アメリカがやばいってことは、世界中やばいんじゃないか、

資金が「金」に集まる。

先進国は経済立て直しのため、

「異次元の金融緩和」をするために政策金利を思いっきり下げる。

アメリカ、EU、日本

がほぼゼロ金利に。

EU、日本においては、マイナス金利に。

企業は、借り入れがしやすくなり、

お金を借りる。

市場に出回る通貨量が増える。

雇用が増える

失業者減る

消費が増える

物価が上がる

景気が良くなる

政策金利を上げなければ

(出口戦略)

アメリカだけ、出口戦略で動き出す

(2015年12月政策金利引き上げ)

2017年12月までに、5度政策金利を引き上げ

(アメリカだけ)

 

という流れがあります。

アメリカ、EU、日本のなかでは、アメリカだけが出口戦略をとっていた状況です。

ということもあり、アメリカのドルだけに資金が集中していました。

EU出口戦略?

2017年末迄は、上記のような流れでした。

ところが、2018年に入るタイミングで、

EUが出口戦略を取り始めるんじゃないか、、、?

という見方がされ、ユーロに買いが集まりました。

それまで、ドルに集まっていた資金が、いっきにユーロに向かいました。

その結果ユーロドルはまる3年ぶりの高値をつけています。

これが、今回の円高の原因です。

 

さらに、これに便乗し、短期筋のファンドが一斉に売り浴びせをし、ドル安に誘導しました。

 

さらにさらに、この動きをみて、

ムニューシン米財務長官が、

「ドル安は、貿易にとっては良いこと」と発言。

投資家達は、アメリカがドル安政策に転換か?

為替誘導、為替介入か?

と勘ぐり、一段とドル安に。

これに対し、ドラギ欧州中央銀行総裁は、

「国際的な合意を無視する発言」

と、痛烈な嫌味を込めた批判をしました。

ここまで言われると、トランプ大統領も火消しに回らないといけなくなり、

「最終的には、強いドルを望む」

と発言。

そしてムニューシン財務長官も、

「為替介入やドルを動かす意図はなかった」

と最後の火消しをしました。

 

日本も出口戦略に!?

 

これで落ち着いたか、と思った矢先に今度は、

 

日本のあの人がやらかしました。

そう、黒田日銀総裁です。

 

先週末の金曜日、ダボス会議最終日、

「日本は2%のインフレ目標にようやく近い状況にある」

と発言。

 

これは、日本も予想外に早く出口戦略に乗り出すんじゃないか!?

と受け取られ、円買い、ドル売りが一気に進む。

 

これにより、108円283銭まで円高が進みました。

その後あわてて火消しをしたものの、現在108円台でウロウロしています。

 

まとめ

年明けからの円高は、こんな理由です。

内容的にはもういい加減落ち着いたんじゃないかな。

という気がしています。

じわりじわり、2ヶ月ほどかけて円安になるながれじゃないでしょうか。

 

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